北アルプス燕岳(つばくろだけ)燕山荘(えんざんそう)へ ③

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「そろそろ起きますか」
眠りのリズムが薄くなったタイミングでsoka殿に起こされた。
もしかしたら最近少しうるさいと言われるイビキが止まった瞬間に声を掛けてくれたのかも?
何時っすか?・・・携帯を見るとアラームを設定した6時より20分ほど早かった。
でももう外は明るい、昨夜(と言っても一時間ほど前だけど)僕らを誘導してくれた警備員さんがまだお仕事をしている。
周りではすでに準備を整えたいくつものグループが登山口に向かって出発し始めていた。
「コーヒー淹れますか」・・・いいですね
僕らの中でこの時の時間はまったりと流れており、どういう順番で何を準備していたのかよく憶えていない。
って言うかよく起きられたと思う。

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駐車場からしばらく車道歩きをして登山口を出発したのが7時40分
登り始めるといきなりの急こう配、「そういえばここ日本三大急登だね」
なるほど、でもなんとなく歩きやすい気もしますね。
僕は登山口で標高がすでに1400もあることに少し安心してそんな余裕の発言をする。
1400から2700まで標高差1300、先週登った岩手山は2000しかないけど登山口が600だから、計算上はあちらのほうがきつい事になる。
しかも今日は登るだけだし、それよりもこんな青空の中、久々の北の稜線を目指せるなんて、それだけで気分が高揚してくる。
いざ歩き始めると、寝不足もなんのその、意外に快調に(ただしゆっくりと)マイペースで前に進むことが出来た。

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あの山なんですかね?
僕の前でカメラを向けている方に声を掛ける。
「あの形はたぶん槍ヶ岳だと思うんですけど・・・」
ですよね・・・・
後ろからsoka殿の「小槍もわかるよ」の声
あっ、本当だ、やったー!!!
生の槍ヶ岳は20歳の時に北穂小屋のテラスから眺めて以来、本当に丸30年ぶりになる。
しかも天気も次第に下り坂予報だったから、果たして見ることが出来るかどうか不安で
「微妙だな~と思ってまして・・・」
そうですねよね、僕も微妙だと思ってました。でも良かった。いや~本当~、バンザーイ!「バンザーイ」・・・
なんだろ、見知らぬ者同士喜びを共有した瞬間でありました。
ちなみにこれ以降、稜線上でもしばらく待ってみましたけど槍との再会はここが最期になりました。

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おお、小屋が見えてきましたよ。もう少しですね。
「そだね・・・」
なんとなくsoka殿がきつそうです。
すいません。いつものごとく僕の遅すぎペースにお付き合いいただき調子を狂わせてしまったようです。

ーーーーーつづくーーーーーーー

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by 888-morioka | 2016-09-25 00:12 | 山遊び | Comments(0)

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