八甲田 冬は雪 夏は水

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夏の八甲田は水が豊富にある。雪田、池糖、伏流水。そしてこの広大な毛無岱もそうした雪と水によって造られた。
(上毛無岱から木の急な階段を降り始めると突然視界が開けて下毛無の全貌が広がる)




今回は時間の関係で当初予定していた酸ヶ湯基点の大岳登頂ルートを断念。ロープウェイで山頂駅まで上がり、そこから登り無しのただただ下って酸ヶ湯まで行ってしまえルートに変更していた。
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「だから俯瞰するポイントを通らないで直接毛無岱に出ちゃったんだよ。」と
この風景を見るのをあきらめていた。
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と言うのも実は眼下に広がる湿原とほぼ同規模の湿原を既に僕らは歩いてきてて。
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ああ、やっと毛無岱が終わって急な階段の森林帯に入ったんだな、そう思っていた時に
突然広がった「下毛無岱」の風景に思わず息を呑んでしまった。
「うわー、これ、今回は見れないと思ってたよ・・・」
すると
「そうでしょう、こんな二段湿原はどこにもありません、尾瀬にだって、こんな所はないんですよ!」
たまたま前にいたボランティアガイドのおじさんが振り返って説明してくれた。
「確かに見たことないなー、こんなの。」
「秋は9月の最終週から10月の第一週、ここは真っ赤に染まります!だからまた秋に来ようって目標が出来たでしょ!」確信を持っておじさんは続けてくれた。
でも、「だから!」って言われても・・・、まあ確かに見ては見たいけど・・・
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チングルマの綿毛
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ワタスゲ
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ウラジロヨウラク、
その他コバイケイ、イワイチョウ、イソツツジ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、ミツバオウレン、ネバリノギラン、オオバキスミレ、ハクサンシャクナゲ、オオカメノキ、なんかが咲いていたかな・・・
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毛無岱から1時間弱、酸ヶ湯が見えてきた。
ロープウェイの山頂駅からはほぼくだりのみ、ゆっくり歩いて3時間のコース、毛無岱から稜線まで逆ルートを採ると途中ちょとだけ辛い登りになります。関西弁のおばさんが「このコース、きっつい、全然足あがらんわ!」と大声で文句言いながら登っていきました。

今回の八甲田遠征は久しぶりにいい旅が出来たと思います。ほんのちょっとした距離なのになかなか行けない場所。北海道へ向かう途中の浮雲氏と地元青森散策のtomiさんにスケジュール調整をしていただき、おかげで本当に楽しく過ごす事ができました、この場にて感謝御礼申し上げます。
それからいつの間にやら知らぬ間に「目標」にされてしまった「秋の毛無岱」また行けるといいけどな・・・
6月30日~7月1日一泊二日の八甲田遠征、これにて「完」
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by 888-morioka | 2007-07-01 18:49 | 山遊び | Comments(0)