カテゴリ:山遊び( 216 )

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さて、食事と適度なお酒でお腹が満たされた夕方。今度は目と心を満たすべくマジックアワーが訪れる。

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この場所に立つと西はまさに日本海側だと実感する。
遠く海に落ちる陽が角館付近だろうか街並みも照らしているのが見えている。

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やや南に目を移すと、和賀岳とその横の奥に鳥海山がかすむ。


この後少し風が出てきて寒くなって来た。
そそくさとテントに入りシュラフに潜るといつの間にか眠りに落ちていた。


二日目(5月4日)


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羽後朝日岳

朝5時、浮雲氏に「もう7時だぞ」と起こされて時計を見ると5時だった。
一人テントを出て辺りを散歩する。今日も素晴らしい天気だ。
ここでテントの中に声を掛ける
「朝日岳行って来ていい?」
「どのくらいかかんの?」
「多分1時間半くらい・・・」
「いいよ・・・」
さっきの「もう7時だぞ」は僕を起こそうとしたのか、自分が起きようと思ったのか、それとももしや寝言?
なんとなく微妙に誘うと断らせてしまうような、頭の中の妙な間が「一緒に行こう」と誘うのをためらわせた。
しかし・・・普通に誘っておけば良かった。(浮雲氏すまない)

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大荒沢岳から朝日岳へのルートは夏道がないため、藪が雪で覆われる時期に来るか、
雪の消えた夏は沢を詰め、源頭から上は藪を漕いで頂上を目指すしかない。
残雪期もどうもいつもの年なら4月いっぱいが雪上を辿れるタイムリミットのよう。
今年は少しだけ雪が多いみたいだ。
ルートは尾根の東側に残る残雪の上を辿るのだが、
そこはつまり雪庇と山の地面の境の部分で、雪庇が割れ今にも崩落寸前のそのすぐ横に足を置かなければならない箇所もある・・・
藪漕ぎを厭う登山者にとっては今年ももう本当にギリギリのタイミングだっただろう。


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そして一人山頂に立つ



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朝日岳からは和賀岳が大きく見える。

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田沢湖、その右奥は森吉。

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秋田駒と岩手山

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それから横手平野?の向こうには朝日に照らされて白く浮かび上がった鳥海山が見えた。


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そしてテントを撤収して移動開始。
私の目論見としては、和賀岳踏破も考えてはいたが、僕らの体力技術レベルではいかにも遠そうだ。
話し合いの結果、二日目の目標は「より快適なテン場を探す」に決定。
あわよくば昨日出来なかった星の撮影がしたい。
方向としては和賀岳方面、根菅岳へ向け出発した。

写真左が羽後朝日、右ののピークはテン場を提供してくれた大荒沢岳


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少し歩く


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二日目のテン場到着。
この程よい広さの平坦地はまるで指定されたキャンプ地さながらの場所である。
この日の午後僕らはここでゆっくりとコーヒーを飲み、
お菓子を食べながら日頃の些事な出来事について何らかの話をして体を休める。
贅沢な時間だったと思う



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バカンス


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陽はまた落ちる


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23時半、この夜は昨日とは打って変わって風がない。


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しかしこの時間になってもまだ月が高く星の撮影には不都合だ。
それにしても月の光の明るさよ、和賀の山影が見えるばかりか歩き回るのに全く支障がない程だ。


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小さな岩手山も目視出来る。
しかし街(盛岡)は更に明るな。


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ひと眠り後の午前2時半、暗いテントの中で目が覚めた。月が落ちたか・・・
外へ出て予め決めていた設定でシャッターを切ってみた、
iso感度3200 絞値f4 露出時間20秒


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いくつか設定を変えて撮ってるうちに次第に背景が青みがかってきた。
午前3時、早くも太陽は地球の周りをぐるっと回って来たようだ。
そろそろテントに戻ろう。
明日はゆっくりお寝坊しよう、
どんなに遅くてもここを通る登山者なんてまづ来ない。


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翌朝、それでも8時にはコーヒーとゼリー飲料の簡単な朝食を済ませて下山を開始。


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星の撮影設定のままマニュアル露出で撮ってしまった朝日岳。かなりのオーバー露出


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下りは早い、こうなると早く温泉に浸かってソバでも食いたい。
足早の僕らを最後キビタキが見送ってくれた。


以上。
久々にいい山行でした。
浮雲殿ありがとう。























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by 888-morioka | 2017-05-15 23:54 | 山遊び | Comments(4)

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2017年5月3日~5月5日 和賀山塊好天バカンス

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旧沢内村貝沢。
2週間前には積雪のため2キロ手前の林道入口までしか入れなかったフォレスター、
今回は2か所の渡渉を難なくこなし無事登山口に到着出来た。

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GW久々来盛の浮雲さんと2泊3日の山上のテント泊を楽しみます。
ピークハントにこだわらない彼との山行初日、
本日の目標は羽後朝日岳方面を目指しつつ、いい感じの時間にいい感じのテン場を見つけ、
焼肉をしながら、雪で冷やしたビールを飲もうじゃないか・・・
そんな感じといたしました。

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まあ、とにかく天気がいいから、のんびりゆっくり行きましょう。


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樹林帯を抜けると沢尻岳へ登る広大なゲレンデが出現、ここはスキーで来ても楽しそう。


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午後1時40分 沢尻岳到着
ここもよさ気なテン場だけど、せっかくだからもう少し歩きましょう。
ちなみに写真一番右が主峰和賀岳、中央は根菅岳、左のピークが高下岳だと思う

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沢尻岳から一旦なだらかに下り鞍部から大荒沢岳へ登り返す。
写真左側、大荒沢岳のピーク部には大きく雪庇が発達している。
右奥のピークが羽後朝日岳

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長くはないがそこそこの傾斜をキックステップで登っていく。


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最期、小さな雪庇を乗り越えます。


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本日二つ目のピーク大荒沢岳
いいさ、いいさ(1313m)と言う事で今日はここをテン場にいたします(嘘です。そんな会話していません)
時間も3時を回ったところですし


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うまく雪が消えた所に張れました。
(ただ左右に傾斜してしまったためにこの日の寝心地は今一でしたけど)

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テントのすぐ横、岩手山を眺められる場所に雪を掘り、椅子・テーブル・ガス台を作成、
宴会の準備を始めつつそのまま開始。
雪のある季節は炊事用の水の心配もいらないし、肉や魚も生のまま持ってこれるから有難い。

でもこの場所、すぐ目の前にクラックが走っています。
下から見たときに大きな雪庇が発達していた
そこの上に居ますので、酔ってもふらりと前へ出たりは出来ません。(北島監督すいません・・・)


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ちなみに本日のメニューは 生ラムと玉葱スライス焼き、スタミナ源タレ掛け
それをアルファ―米とオニオンスープでいただきます。
山の上ではやや刺激のある味がおいしい、浮雲さん持参のカレーメシも旨かった。
アルコール関係も浮雲さん持参のエビスビールに芋焼酎、
私は例によってブラックニッカを持って行きました。
雪割ニッカも旨いのよ。

食事関係の写真が今一綺麗でないですな。
この辺は反省材料として次に生かしたいと存じます・・・


つづく









2017、私のゴールデンウィーク!

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by 888-morioka | 2017-05-12 12:00 | 山遊び | Comments(2)
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大荒沢岳のピークにテントを張ってマジックアワーの撮影タイム。
羽後朝日の稜線の向こうに落ちる夕陽に照らされて水平線が見えている。


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15mmの単焦点レンズをズームに交換。望遠側最大にして真っ赤に燃える太陽を追ってみた。
あれは男鹿半島だろうか?
それにしても和賀から海が見えるとは思っていなかった。日本って意外に幅狭い( ^ω^)・・・



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by 888-morioka | 2017-05-07 22:52 | 山遊び | Comments(0)

生保内川源頭

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羽後朝日岳頂上直下、生保内川の源頭から志度内畚を望む。
その向こう側は秋田駒と岩手山。
日本語で理解していないのに何故かジオグラフィックの単語が頭に浮かんだ。


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by 888-morioka | 2017-05-06 22:08 | 山遊び | Comments(0)

和賀の夜

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午前2時半に同宿者を起こし星空撮影、根菅岳のバックに天の川が写った。

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by 888-morioka | 2017-05-05 21:11 | 山遊び | Comments(0)

和賀偵察

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全国的に気温が上がると言う。
盛岡の朝も冷え込みなどなく暖かいのだけど、どうも空が不安定。
日本海側や県内でも山沿いでは雷雨も予想されている。とにかく風が強い。
そんな中、和賀の雪の状況を偵察に行ってみる事に。

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最終民家奥の駐車スペースから2Kほど雪の林道を歩いて貝沢登山口へ、
途中の第一渡渉点

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第二渡渉点を過ぎると登山口の看板が見える。
第一第二とも登山靴のまま渡ったが、微妙に水が浸みてきているような気がする。

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登山口にて本日の新兵器登場。
ざらめ雪で沈み込みはないものの、踏み抜き防止に役に立つ。
しかし尾根筋では土が出ている事も多く、この季節には敢て準備しなくても不都合ではない感じ。

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斜面ではまだ雪が深い

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ブナの尾根を登り

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郡界分岐までは登ってみた。
一番上の写真が分岐付近から撮ったモッコ岳方面の稜線の状況。
まだ大きな雪庇が見える、
それにしても向こう側の空が暗い

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沢内側は少し明るい。


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このコース、今日は誰も登っていない(来ない)みたいだし・・・
僕も心細いからラーメン食べて帰りましょ。

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おまけ、鶯宿温泉逢滝横のカタクリ

GWの天気どうだろう?










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by 888-morioka | 2017-04-16 20:56 | 山遊び | Comments(6)

西和賀ドライブ

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今日は雨が降ったり止んだり。
鶯宿方面から貝沢経由で西和賀へドライブしてきました。
ダム手前から銀河高原まで車道は除雪されていまいしたが、山の雪は例年並み、少なくとも去年より積雪は残ってます。
林道はまだまだ車で入る事はできません。
カタクリもいつも早い鶯宿界隈でも見つける事が出来ませんでした。


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それにしても、河川改修の進む横川・・・
この写真、あの橋の上から上流部を撮ったやつですよ

なんか
「川に向かいて言うことはなし」
ってな気分です。


追記
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ちなみに2007年6月3日のブログに同じ橋の上からの写真がありました。
レンズの焦点距離が違いますけど流れのカーブの感じと一番奥の山の稜線が同じです。
って同じなのはそれだけか・・・10年の歳月は確かに一昔なのですな。

さて残雪はGWまでにどれだけ溶けるでしょう。





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by 888-morioka | 2017-04-09 22:45 | 山遊び | Comments(6)

網張スキー場


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快晴の網張スキー場

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少しだけ管理区域を外れ、スコップで休憩スペースを作り

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まだ滑ってもいないのにお昼

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おにぎり食べて果敢に攻めます

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空が青い


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山は白い。けど春の明るい一日でした。








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by 888-morioka | 2017-03-20 19:59 | 山遊び | Comments(4)
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いつかこの樹氷原で岩手山の影の向こうに浮かぶ天の川の写真を撮ってみたい。


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高気圧の中心が真上にある週末、もしやそのチャンスが来たのではないかと思った。


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土曜の昼過ぎの仕事を終えて、最終の天候チェックでも更に予報は回復傾向


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時間的にはもう明るいうちに陵雲荘に入るのは無理だけど、もしや月明りを頼りに登れるかも?
多分そのくらい天気がいいだろう・・・

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そう思って、この日のうちに登山口の秋田八幡平スキー場へ向かった。
岩手側の八幡平スキー場が閉鎖になったのが2007シーズン?ほぼ10年も冬の八幡平から遠ざかっていた事になる。


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結局朝6時前、夜明けを待って出発した。
「月明りで登る」なんて妄想は-8℃の車の表示(フォレスターの外気温計はほぼ正しい)
と弱々しいが時折吹雪く小雪模様な状況に打ち消されていた。


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午前2時頃からだろうか、スキー場の圧雪車いわゆるキャットのコース整備が始まっていた。
その綺麗に整えられた斜面をゆっくり登り始める。
スキー場上部からは冬季休業中の蒸ノ湯温泉を左下に見ながら一旦降り、休憩所看板ポイントの少し先から尾根に取りつく。
初めてのルートなので、ポイントになる地点の目印の有無にやや不安を持っていたが、大丈夫行けば分かった。


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尾根の取りつきから20分くらいはやや急な勾配と深雪のラッセルに汗をかくが
次第に斜度も緩くなり、いよいよ樹氷の姿も「雪に覆われた樹木」から「氷で出来た異界の怪物」モンスターらしくなってくる。


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それにしてもこの雪原の起伏の乏しさは一たび吹かれてしまうと、GPSを持っていようが気分的によろしくない。
その点、秋田からのこのルートには山岳会の方が付けられた目印がその先その先へと丁寧に案内をしてくれるのでとても助けられる。


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陵雲荘が見えてきた。
小屋に入って窮屈なスキー靴から早く足を開放してやりたい。


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帰り際、一瞬青空が見えた。
しかしまたすぐ厚い雲に覆われる。結局岩手山も見る事が出来ず。

月夜の樹氷もお山の向こうの天の川も、また次の機会を窺うことにいたします。


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by 888-morioka | 2017-03-13 23:16 | 山遊び | Comments(4)

久々 八幡平の樹氷

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好天を期待して出かけた八幡平。雲間から覗くお日様がとても貴重に思える一日でした。
(写真はRAWデータを銀残し現像)

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by 888-morioka | 2017-03-12 20:31 | 山遊び

適宜更新盛岡事情


by 888-morioka