西木正明 「オホーツク諜報船」

昭和40年代を中心とした冷戦下の北の海の物語。いやノンフィクションノベル。
文庫の初版が昭和60年だから今となってはやや時代を感じる内容ではあるけど、でも最近のニュースとしてロシアビザを取っての北方4島への観光がなぜ極めて遺憾なのか、その辺の事情がよくわかった。
先日読んだ熊谷達也の氷結の森あたりももしかしたらこの本が下敷きになっているのかも?と思ったりもした。しかしマタギにしても漁師にしても命を懸けざる得ない状況で生きてる男ってのは無条件に惹きつけられるものがあるな・・・。
オホーツクと言えば流氷、北の国からの唐十郎は流氷に乗って生還したけど、やっぱり少なくない人たちがその流氷に乗って、あるいわ氷の上を国境を越えて行き来したのかな?
しかし国後とかサハリンとか、川で釣りしたらすごいべな~。蚊もひどそうだけど・・・

秋田県西木村出身の西木正明さん。以前から短編が好きな作家だったけど、これも面白かった。
ただ取材が綿密だったためなのか、編集上の都合だったのかちょっとエピソードが山盛り。
無骨にドーンと構えた主人公を創作で描いてもよかったのではないかと・・・。ってそれは「邂逅の森」の松橋富治の呪縛と知りつつ、そう思ったのでした。

ブックオフが近くにあるって、とても幸せです。
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by 888-morioka | 2010-08-25 23:35 | 音楽・読書 | Comments(0)

Y石沼の朝、の記録


朝4時半前、テントを抜け出してスタバコーヒーをすするzoushigaya,soka,moriokaの各888.の記録映像

キャスティングするsoka殿、の記録映像
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by 888-morioka | 2010-08-22 23:04 | 山遊び | Comments(6)