灰白色の花崗岩が並ぶ燕岳の山頂域。
これらそれぞれの岩たちがまるで何らかの法則に則って同一方向に向けて配置されているように見えるのは、
おそらくはこの山の成り立ちに起因している事なのだと思うけど
ほぼ常時飛騨側(西側)から吹き付ける風、雨、吹雪。
この厳しい自然環境も、この岩の方向性の一因になっているように思えるのだがどうだろう?

岩の周りにある美しい白砂、
この砂は長きにわたり岩のほぼ西側だけが削られて出来たものではなかろうか。
風が、ハイマツやダケカンバを曲げるのは知っている。
ここでは岩も風が削り形を整え、削られてできたザラザラとした白砂は、水はけのよい土壌をそれに適応する植物に提供している。
わずかではあったが、そうしたした植物としてコマクサも群落を作っていた。

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この2700mの稜線上に当初「燕の小屋」と称した山小屋が建てられたのが大正10年、今から95年も前の事、
その沿革については公式HPで参照することが出来る。

ここを起点に南に延びる稜線上を大天井岳、常念岳、蝶ケ岳と、晴れていれば常に槍ヶ岳・穂高連峰を眺めながら歩けるコースが
いわゆる北アルプスの「表銀座」だ。また、いつか是非歩いてみたいと思う。

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でも、今日は「やっぱりこれでしょ」
soka殿のゴチである。

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ちなみにサイズは4種類、僕らは控えめなので「大」を選択。
soka殿、実は少し高山病を自覚していたとの事、水分の補給も登山中250mlほどしかとれていなかった。
やはり寝不足での登山は体調にとってかなりのリスクである。
そこで充分な水分補給をしてからの「生」
よって、やや控えめな選択だ。
まあ、もう一杯いってもよかったんだけど、それで勢いが付くと大変なので一杯までとした。

と言ってもこれ以降、自炊室に入り浸り、いつものごとく担ぎ上げ過ぎの食材とアルコールで
楽しい宴会はつづくのでありました。
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翌日は大雨、しっかりとカッパを着込み下山したのでした。

今回の山旅は本当にsoka殿のおかげで実現できたもの、ありがとうございました。
また是非北を目指しましょう。

ーーーーーーおしまいーーーーーー


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by 888-morioka | 2016-09-25 11:24 | 山遊び | Comments(3)

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「そろそろ起きますか」
眠りのリズムが薄くなったタイミングでsoka殿に起こされた。
もしかしたら最近少しうるさいと言われるイビキが止まった瞬間に声を掛けてくれたのかも?
何時っすか?・・・携帯を見るとアラームを設定した6時より20分ほど早かった。
でももう外は明るい、昨夜(と言っても一時間ほど前だけど)僕らを誘導してくれた警備員さんがまだお仕事をしている。
周りではすでに準備を整えたいくつものグループが登山口に向かって出発し始めていた。
「コーヒー淹れますか」・・・いいですね
僕らの中でこの時の時間はまったりと流れており、どういう順番で何を準備していたのかよく憶えていない。
って言うかよく起きられたと思う。

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駐車場からしばらく車道歩きをして登山口を出発したのが7時40分
登り始めるといきなりの急こう配、「そういえばここ日本三大急登だね」
なるほど、でもなんとなく歩きやすい気もしますね。
僕は登山口で標高がすでに1400もあることに少し安心してそんな余裕の発言をする。
1400から2700まで標高差1300、先週登った岩手山は2000しかないけど登山口が600だから、計算上はあちらのほうがきつい事になる。
しかも今日は登るだけだし、それよりもこんな青空の中、久々の北の稜線を目指せるなんて、それだけで気分が高揚してくる。
いざ歩き始めると、寝不足もなんのその、意外に快調に(ただしゆっくりと)マイペースで前に進むことが出来た。

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あの山なんですかね?
僕の前でカメラを向けている方に声を掛ける。
「あの形はたぶん槍ヶ岳だと思うんですけど・・・」
ですよね・・・・
後ろからsoka殿の「小槍もわかるよ」の声
あっ、本当だ、やったー!!!
生の槍ヶ岳は20歳の時に北穂小屋のテラスから眺めて以来、本当に丸30年ぶりになる。
しかも天気も次第に下り坂予報だったから、果たして見ることが出来るかどうか不安で
「微妙だな~と思ってまして・・・」
そうですねよね、僕も微妙だと思ってました。でも良かった。いや~本当~、バンザーイ!「バンザーイ」・・・
なんだろ、見知らぬ者同士喜びを共有した瞬間でありました。
ちなみにこれ以降、稜線上でもしばらく待ってみましたけど槍との再会はここが最期になりました。

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おお、小屋が見えてきましたよ。もう少しですね。
「そだね・・・」
なんとなくsoka殿がきつそうです。
すいません。いつものごとく僕の遅すぎペースにお付き合いいただき調子を狂わせてしまったようです。

ーーーーーつづくーーーーーーー

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by 888-morioka | 2016-09-25 00:12 | 山遊び | Comments(0)

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9月17日 中房温泉登山口第3駐車場着午前4時半

0時半にsoka殿の自宅を出て外環・首都高・中央道、田舎者にはトリッキーに思える車線の離脱合流。
僕は助手席で東京の街の夜景を堪能しました。
ここってどの辺?「千住だね」ってことはこの川・・・「荒川、金八先生の土手のだね」おお。
あれって、新しい高いタワー、何でしたっけ?「スカイツリーね」
そっかー初めて見ました、でもあまり高く感じませんね、「近くに行くと高いよ」
なるほど。
うわー、今度は地下に潜りましたね、「池袋付近かな」 おお近い「そだね」
中央フリーウエイ「この辺にビール工場があると思うんだけどどこかな?」
ほお、工場ってサントリーでしたっけ?「いやキリンじゃなかったかな」
午前2時を過ぎてくると次第に目がしょぼしょぼしてくる、
眠気は意識していないけど、結構きつい。
大月、甲府、茅野、諏訪、塩尻、松本、会話もまばらに、
安曇野インターでやっと高速を降りて、あとは下道を登山口へ。
山道に入ると舗装道ではあるもののかなりの急こう配、九十九折にどんどん標高を上げていく、
ハンドルは左右に2回転づつ完全に切らないと曲がれない。
4時半、登山口の駐車場に、途中対向車がなかったのが幸いし無事到着、かつそれほど混んでもいないのかと思っていたけど大きな間違い
そこは東北ではない北アルプスの人気山域、第1から第2、誘導員のおじさんに促されてやっと第3駐車場で場所確保、
二人して缶ビール一本を飲み干すや否や意識を失うようにン眠りに落ちた。

ーーーーーーつづくーーーーーーー






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by 888-morioka | 2016-09-23 21:34 | 山遊び | Comments(0)

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丸30年ぶりの北アルプスです。
燕岳と燕山荘の写真は何度も見たことがありましたが、まさか行けるとは思っていませんでした。
「盛岡からだとなかなか遠くてね~・・・」
それが従兄のsoka殿の「家まで来たら後はなんとかするから」のお言葉に甘えさせてもらう事に。

16日(木)オイル交換を済ませガソリン満タン、点検をしてくれたサービスの方にバッテリー交換を強く勧められた我がレガシィ、
バッテリーの件は去年から知っています。でもベルト類の項目欄の「ヒビ」がちょっと気にかかる・・・
18時30分自宅出発
グーグルマップが常磐道を勧めるので、富谷ジャンクションからそちらへ、
仙台の夜景がとても綺麗でした、「東京みたい」
街場を離れると、片側一車線の対面通行区間となるけど、交通量が少なく快適
南相馬の辺りから道路脇に線量を示す電光掲示板、モニタリングポスト?
3.7msv/hが確か最高値
夜間工事通行止との事で常磐富岡インターで下されて一般道へ、帰還困難地域を通過して広野インターから再度高速へ
途中忙しそうにしながらも丁寧に道を教えてくれたファミマのおじさんありがとう!
東京が近づくにつれ交通量が増え道が広くなる、3車線って通常はどこ走ればいんだろう・・・
三郷料金所、ETC反応しないし・・・もう!
あともう少し、でも外環怖い、ここで降りればいいのかな・・・・
0時30分soka殿宅無事到着「遅い時間にすみませぬ~」

ここからすぐにsoka殿に運転を替わってもらい長野、登山口の中房温泉へ、目標午前4時!

ーーー次回につづきますーーー


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by 888-morioka | 2016-09-22 22:50 | 山遊び | Comments(0)

秋の空色

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暑くて雨も降るし熊も俳諧してるから8月はエアコンを効かせてアイス舐めながら部屋で音楽鑑賞、
堕落した生活を送っておりました。
それで、今日は登りもきつかったけど降りも疲れました。
でもやっぱり山の上の空気は澄んでいて爽やかでした。

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by 888-morioka | 2016-09-11 21:18 | 山遊び | Comments(4)