2018北アルプス遠征(1)本当は石転び沢に行きたかった
2018年 07月 17日
本当は石転び沢を攻めようと思っていた。いつかは行ってみたいと思っていた。飯豊連邦の稜線に突き上げる昇龍のような大雪渓。あそこを登って梅花皮(カイラギ)荘で雪解けウイスキー。最高斜度45度と言われる雪渓も12本爪のアイゼンもあるしピッケルも買った。冬の岩手山でのテストも終えて道具の準備は万端だ。
だから、天気の10日予報を見ながら、梅雨末期の大雨の時期ではあるけれど、もしかしたら今年の3連休は晴れるかもしれないと思った。毎日見てた。微妙だと思った。あの雪渓はその名の如く落石が頻発することで有名なのだが、快晴ならば目で見えるから逃げる事ができる。ガスでもかかれば、雪上を転がる石を音で判断するのが難しい、まして、初めてで微妙なルート取りの経験もない。一人あそこを登るのは相当条件の良い時に限られる気がした。それで、人を巻き込むのもどうかと思い、迷いながらsoka殿へ電話した。
「三連休?俺、北海道・・・」そうだった、そんな事言ってた気がする、あっさり振られた。
それでも天気を見ていた。やっぱり微妙、晴れベースか曇りなのか・・・
最後まで迷って、天気優先で別の山へ行くことにした。探してみるとほぼ3日間
アルプスはピーカンだ。
ちなみに上の写真は石転び沢とは無関係です。アルプスの方。