2018北アルプス遠征(2) 朝日岳・朝日小屋は通過点

c0077847_22563209.jpg

今回の計画は車で新潟の糸魚川インターへ向かい登山口のある蓮華温泉へ入る。
そこを基点に1日目は朝日岳へ向かい朝日小屋でテント泊
2日目は朝日岳を登り返して、雪倉岳へのアップダウン、すぐ右に白馬岳を望む三国境に取り付いて小蓮華岳経由の白馬大池小屋テント場、
そして最終日はそこから蓮華温泉へ戻る、2泊3日の周回縦走。


一番の楽しみは小蓮華岳の稜線。
ここはドラマ「坂の上の雲」のエンディングに使われた場所で
BGMは久石讓の名曲stand alone


その同じ稜線を私もサラ・ブライトマンに成りきって歌いながら歩くのだ。


そしてもう一つはウルップソウ。
ウルップソウは図鑑でしか見たことがない植物で、てっきり日本では北海道にしかないものと思っていた。
しかしなんと本州でも白馬から雪倉岳付近とあと八ヶ岳の一部でも見られるらしい、事を今回初めて知った。
ウルップソウの実物に会う事ができるとは、なんと素晴らしいことか。

ただ・・・ちょっとした懸念がないわけでもない。
このルートやや長くはないだろうか、
私、歩けるかな?





7月14日午前3時半、蓮華温泉には予定より1時間半遅れで到着、即仮眠をとる。
午前5時20分にアラームをセットして6時ちょうどに登山を始める。

最初から瞼の上と言うか前頭葉のあたりが重渋い。
いつものように歩き始めに一汗をかけばそれもいずれ回復するだろう・・・
と言う思いとは裏腹に2時間もするともうすっかりバテてしまった。
まだ沢を二つ超えたばかりで朝日岳への稜線にさえ取りついてもいないのに。

ちなみに前回エントリーの写真がその二つ目の沢ー白高地沢ーに架かる橋から撮ったもの、
正面に目指す朝日岳?が見えてるがまだまだ全然遥か彼方だ。
かつ、ここまでアップダウンを繰り返して来たのに結局は登山口より標高を下げている・・・。
重い気分とザックを背負い、とにかく前に進むしかない。

c0077847_21143148.jpg
c0077847_21143874.jpg
c0077847_21144465.jpg
c0077847_21144891.jpg
c0077847_21145262.jpg
c0077847_21145529.jpg
c0077847_21145880.jpg
c0077847_21150229.jpg
c0077847_21150730.jpg
c0077847_21151196.jpg
c0077847_21151659.jpg


それにしてもこの山は花の種類の豊富さに驚かされる。
いい加減な同定だが写真は上から
ショウキラン・オニノヤガラ・ホウチャクソウ・コバイケイ・トキソウ・サワラン・オオバギボウシ・ヒメオウギアヤメ・
ニッコウキスゲ・ハクサンコザクラ・キヌガサソウ
もしかしたらこの地域特有の別の名前のものもあるかもしれない。
他にも憶えているだけで、トンボソウの仲間のランとかタカネナデシコ・シオガマ系の赤い花、もちろんワタスゲとかムシトリスミレ・・・
まだまだ僕が名前を知らないだけの沢山の花がバテバテの登山者に気力を与えてくれた。


c0077847_21322743.jpg



そう、件のウルップソウも朝日岳の手前の稜線で見つけたが残念ながらもう花は終わってしまっていた。


c0077847_21382632.jpg


初めての雪渓が見えてきた。


c0077847_21485063.jpg

いくつかの雪渓を越え、少しづつ標高を上げてくると視界が開け白馬へ続く稜線が見えてくる。


c0077847_21562797.jpg


まずい、もう4時を過ぎてしまった。
それにしても午後の陽に照らされた残雪の山々のなんと美しい事。
この風景を見られた事だけでもここに来た甲斐がある。

以下、山頂からの眺めを何枚か

c0077847_22064000.jpg


日本海


c0077847_22064508.jpg


朝日小屋への木道の向こうには日本海とさらに向こうに能登半島?



c0077847_22064835.jpg

中央奥には剱岳


c0077847_22065298.jpg

135mmで撮ってみました。


朝日岳、なんと素晴らしい山なんだ!
もう5時を過ぎて誰も居ない山頂で一人疲労と感動の波に心打たれてしまったのでした。

長くなったので朝日小屋以降はまた後日。










[PR]
by 888-morioka | 2018-07-18 21:59 | 山遊び | Comments(0)